白鳥の郷(千葉県印西市)
旧ホテル・パシフィック東京、解体へ
品川駅前のランドマークだった旧ホテル・パシフィック東京。
京浜急行グループが運営するホテルとして、1971年に開業した。設計は坂倉建築研究所。
「ホテル・パシフィック東京」としての営業は2010年に終了し、複合商業施設「シナガワ・グース」として営業を続けていたが、2021年3月31日を以って閉館した。
現在は解体準備中のようで、解体後は大規模再開発が予定されている。
「ホテル・パシフィック東京」は、学生時代、シティホテルの課題が出た時に参考にしたので、思い出深いホテルだった。
品川駅前一帯の土地は、戦前は旧宮家の邸宅が集まっていた土地で、ここは京急グループが国から払い下げを受けて建設したものである。
この背後にある土地は西武グループが取得し、同様にホテル建設を行った。
現在ではグランドプリンス高輪、グランドプリンス新高輪を中心に、プリンス系の拠点となっているが、ここに本社を構える京急としては、品川駅前の一等地は何としても欲しかったのだろうと思われる。
なお、この一角に残った土地に品川税務署が建っているのは、何ともシュールな光景である。(2枚目の手前に建っている建物)
テーマ : 建築
ジャンル : C COFFEE チャコールコーヒーダイエット
1/16 河内町~稲敷市
茨城県河内町~稲敷市
カルガモ
ハシビロガモ
コガモ
キジバト
カワウ
アオサギ
ダイサギ
コサギ
オオバン
タゲリ
コチドリ■
タシギ■
オオハシシギ■
タカブシギ■
ヒバリシギ■
トビ
チュウヒ■
ノスリ
モズ
ハシブトガラス
ヒヨドリ
ムクドリ
ジョウビタキ
スズメ
ハクセキレイ
セグロセキレイ
以上26種
■は今年初確認
今日は銚子に行こうと思っていたのだが、まさかの津波注意報が出てしまったのでとりやめにした。
昼過ぎまでダラダラしてしまったので、夕方まで少し田んぼを巡回した。
シギチがそれなりにいたので面白かった。
タゲリ(河内町)
ここまで77種+1亜種+その他3種
テーマ : 博物学・自然・生き物
ジャンル : フライトジャケット U.S AIR FORCE
名盤コレクション209 フランク/ヴァイオリンソナタ、ブラームス/ホルン三重奏曲(パールマン、アシュケナージ、タックウェル)
フランク/ヴァイオリンソナタイ長調
ブラームス/ホルン三重奏曲変ホ長調
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
ウラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
バリー・タックウェル(ホルン)
1968年録音
フランクのヴァイオリンソナタは、ロマン派を代表するヴァイオリンソナタであるというだけではなく、あらゆるヴァイオリンソナタの中でもトップクラスの作品として人気も高い。
フランクはこの分野に、1曲だけでモーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスに肩を並べたと言っても過言ではない。
古今、さまざまな録音があるが、ここではパールマン23歳の時の溌溂とした演奏を取り上げた。
名手バリー・タックウェルを加えたブラームスのホルン・トリオも名演。
1/15 坂田ヶ池、白鳥の里など
坂田ヶ池(千葉県成田市)
白鳥の里(千葉県印西市)
など
コハクチョウ
亜種アメリカコハクチョウ■
ヒドリガモ
マガモ
カルガモ
ハシビロガモ
オナガガモ
コガモ
ホシハジロ
ミコアイサ
カイツブリ■
キジバト
アオサギ
コサギ
オオバン
タゲリ
ユリカモメ
トビ
カワセミ
コゲラ
モズ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
ヤマガラ
シジュウカラ
ヒヨドリ
ウグイス
メジロ
トラツグミ■
ルリビタキ
ジョウビタキ
スズメ
ハクセキレイ
タヒバリ■
カワラヒワ
アオジ
オオジュリン
以上36種+1亜種
■は今年初確認
ミコアイサ(坂田ヶ池)
坂田ヶ池も一部が凍っていた。
カモ類ではマガモが多いが、ハシビロガモ、コガモ、ミコアイサなどが比較的近くに寄ってくる。
小鳥類は依然として少ないが、トラツグミを見ることが出来た。
寅年でもあるし、よかったのだが撮影は出来なかった。
白鳥の里(旧本埜村)
毎年一度は行って見る。
最近は、白鳥以外はオナガガモばかりだが、時々マガンなどが入ることがある。
今日は特に面白いものはなかったが、亜種アメリカコハクチョウが2羽入っていた。(嘴の黄色部分が若干大き目だった)
見物客がとても多かった。みんな白鳥が好きなのだなと思う。
ここまで71種+1亜種+その他3種
テーマ : 博物学・自然・生き物
ジャンル : 【中古】 イヤホン
ロビー邸の照明器具
高輪の喫茶店の壁にあったブラケット。
建築家フランク・ロイド・ライトが、1906年、ロビー邸のためにデザインした照明器具である。
1994年にヤマギワが復刻した。現在でも販売されている。
ヤマギワのHPから
オリジナルのデザインから110年以上、復刻からでも30年近く経過しているが、全く古さを感じさせない。
ロビー邸には日本風のデザインが各所に見受けられる。この照明器具もそのひとつ。
日本風の空間にも現代的な空間にもマッチする優れたデザイン。
これが気に入って、一度だけ使ったことがある。
テーマ : アート・デザイン
ジャンル : プレミアアンチエイジング DUO デュオ ザ クレンジングバーム ブラックリペ…
池上本門寺(東京都大田区)
池上本門寺は東京都大田区池上にある日蓮宗の大本山。
日蓮入滅の地である本門寺は、誕生の地である誕生寺(千葉県)、出家得度した場所とされる清澄寺(千葉県)、死後、遺骨が祀られた久遠寺(山梨県)とともに、日蓮宗四大霊場とされる。
総門
元禄年間の建立で、総門は戦災を免れている。
「本門寺」と書かれた扁額は本阿弥光悦の筆によるもので、これは複製。
総門をくぐると参道には96段の石段がある。加藤清正が寄進したと伝えられている。
仁王門(山門)
山門は空襲で焼失し、1958年に再建された。
大堂(祖師堂)
大堂は1606年に加藤清正が建立したが、3度に渡り焼失。(3度目は空襲)
現在の大堂は1964年に、鉄筋コンクリート造で再建された。
経蔵
空襲を免れた建物のひとつ。
五重塔
これも空襲を免れた貴重な建物で、高さは31.8m。
1608年に建立されたもので、国の重要文化財に指定されている。
重文の五重塔は全国に13基あり、関東地方にあるのは以下の4基。
日光東照宮五重塔(栃木県日光市)
法華経寺五重塔(千葉県市川市)
旧寛永寺五重塔(東京都台東区)
本門寺五重塔(東京都大田区)
塔の上をオオタカが飛んだ。
・・・・・・
実は本門寺には、もっと珍しいものがある。
今回特に見たかったものだが、当初どこにあるのかわからなかった。
境内の西側斜面を下った墓地の中にあることがわかった。
宝塔
日蓮を荼毘に付したとされる場所に建ち、日蓮の遺灰を納めたものと言われている。
これも国の重要文化財に指定されている。
円筒形の塔身に方形の屋根を乗せた一重の塔を宝塔と言い、方形の一重目に円筒形の二重目を乗せた二重の塔を多宝塔と言う。
宝塔のほとんどは石造で、内部空間がある木造の宝塔は極めて稀である。
正確なところはわからないが、もしかすると日本唯一かも知れない。(埼玉県の慈光寺に木造の宝塔があるが、覆堂の中にあるため見ることができない)
https://papageno620.blog.fc2.com/blog-entry-6637.html
寺では「多宝塔」という位置づけらしいが、一般的な定義としては「宝塔」が正しい。
テーマ : 建築
ジャンル : プレミアムレッドレーベル0072セットD70/M
名盤コレクション208 フランク/交響曲ニ短調(フルトヴェングラー/VPO)1953年録音
フランク/交響曲ニ短調
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1953年12月14~15日(セッション)
今年はセザール・フランク(1822~1890)の生誕200年に当たる。
フランクはネーデルラント連合王国(現ベルギー)のリエージュ生まれだが、もともとはドイツ系の家系である。
フランクは主にフランスで活躍したが、その作風には多分にドイツ風の構築感が感じられる。それは彼の生まれによるのかも知れない。
代表作の交響曲ニ長調は、ベルリオーズの幻想交響曲、サン=サーンスの交響曲第3番などとともに、フランスから生まれた代表的な交響曲のひとつと言われるが、少なくともフランス的とは言えない。
特に第1楽章の重々しさはフランス風の洗練とはほど遠い印象があり、意外に人気がないのはそのせいだと思われる。
ただ、哀愁に満ちた第2楽章、明るく肯定的な第3楽章と、明らかに「暗から明へ」というわかりやすさがある意味ベートーヴェン的である。
フランクの作品では、この他にヴァイオリン・ソナタとピアノ五重奏曲が特に名高い。
いずれもフランク唯一の作品である。
フランクという人はひとつの分野に多くの作品を書くことには興味がなかったらしく、狙いを定めたかのようにひとつの分野にひとつの作品を送り出した。
特筆すべきはその3曲いずれも同分野での傑作と認められていることだ。
またフランクという人は、奇人変人、性格破綻者の巣窟のような作曲家集団の中にあって例外的に人格者として知られ、多くの弟子を育て、その弟子たちに尊敬された。
当時のフランスではサン=サーンスとフランクが両雄のような存在だったが、フランクの弟子たちは対立したサン=サーンスを攻撃し、その結果として現在でもサン=サーンスの業績が過小評価されている傾向があることは注目すべきである。ただし、フランク自身はサン=サーンスを尊敬しており、悪く言うことはなかった。
フルトヴェングラーの録音に、フランス系の作品は少ないが、フランクの交響曲に関しては2種類が知られている。
① ウィーン・フィル 1945年1月28~29日(ライヴ)
② ウィーン・フィル 1953年12月14~15日(セッション)
このうち①は戦中最後の録音として知られるもので、伝説的なブラームスの2番とともに演奏された。
自分が持っているデータでは、ブラームスが28日、フランクが29日となっていたが、逆とするデータもある。
ここで取り上げた②はフルトヴェングラーの全録音の中でも特に名録音と言われているもので、各楽器の生々しさは特筆すべきものがある。ただ毎回言うようだがフルトヴェングラーは録音のクオリティに恵まれていないので、1953年という時期を考慮してももっといい録音はいくらでもあるようには思う。
演奏はフルトヴェングラーならではのデモーニッシュなもので、第1楽章の重々しさ(というよりおどろおどろしさ)はさすがである。1953年盤はまだしもで、1945年盤は輪をかけてすさまじい。
1945年盤も捨てがたいが、これは極端な状況で演奏された特殊な記録であり、一般的には1953年盤を採るべきだろう。
赤塚公園~洞峰公園探鳥会(茨城県つくば市)
茨城県つくば市、赤塚公園~洞峰公園
9:00~12:30
12人参加
コジュケイ■ S
ヒドリガモ
マガモ
カルガモ
オナガガモ
トモエガモ■
コガモ
カイツブリ※
キジバト
カワウ※
アオサギ
ダイサギ
バン■
オオバン
カワセミ
コゲラ
モズ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
ヤマガラ
シジュウカラ
ヒヨドリ
ウグイス
エナガ
メジロ
ムクドリ
シロハラ
アカハラ■
ツグミ
ジョウビタキ※
スズメ
ハクセキレイ
セグロセキレイ
ビンズイ■
シメ■ C
アオジ
(バリケン)
以上36種+その他1種
■は今年初確認 ※は他の人が確認
ここまで66種+その他3種
去年は中止になってしまったが、毎年新年はここでの探鳥会を行っている。
つくばは結構気温が低く、3日前に降った雪がかなり残っており、凍っている場所も多く歩きにくい。
今年の傾向として冬鳥が少なく、確認は36種に留まった。
鳥は少なかったが、久しぶりに会う人が多く、話が弾んで楽しかった。
赤塚公園にある小さな池
カワセミがよく見られる場所だが、これだけ厚い氷が張るのは珍しい。
洞峰公園
テーマ : 博物学・自然・生き物
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乙戸沼(茨城県土浦市)
信濃国分寺(長野県上田市)
撮影 2021.12.19
長野県上田市
奈良時代、聖武天皇の詔によって全国に国分寺が建立された。
信濃国分寺が建てられた場所はここではなく、やや南方に「信濃国分寺跡」が発掘されている。
そのため正確には信濃国分寺の後継寺院という位置づけになる。
正面に本堂。右に三重塔が建っている。
本堂は別名「八日堂」とも呼ばれている。長野県宝。
三重塔は国の重要文化財に指定されている。
古い心柱が展示されている。
長野県内には、国宝の三重塔2基、重文の三重塔3基があり、一応全て見ることが出来た。
大法寺三重塔(青木村) 国宝
安楽寺八角三重塔(上田市) 国宝
新海三社神社三重塔(佐久市) 重文
前山寺三重塔(上田市) 重文
信濃国分寺三重塔(上田市) 重文
県内には意外と五重塔がない。もっとも東日本には少ないのだが。
テーマ : 建築
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ワーグナー/楽劇「ニーベルングの指環」4部作
楽劇「ラインの黄金」
楽劇「ワルキューレ」
楽劇「ジークフリート」
楽劇「神々の黄昏」
ハンス・クナッパーツブッシュ/バイロイト祝祭管弦楽団
1956年、バイロイト音楽祭
配役
「ラインの黄金」
ヴォータン:ハンス・ホッター
フリッカ:ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィッチ
ローゲ:ルートヴィッヒ・ズートハウス
アルベリヒ:グスタフ・ナイトリンガー
ミーメ:パウル・キューン
ドンナー:アルフォンス・ヘルヴィッヒ
フロー:ヨーゼフ・トラクセル
フライア:グレ・ブロウエンスティーン
エルダ:ジーン・マデイラ
ファーゾルト:ヨーゼフ・グラインドル
ファーフナー:アルノルト・ファン・ミル
ヴォークリンデ:ローレ・ヴィスマン
ヴェルグンデ:パウラ・レンヒナー
フロスヒルデ:マリア・フォン・イロシュヴァイ
「ワルキューレ」
ヴォータン:ハンス・ホッター
フリッカ:ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィッチ
ブリュンヒルデ:アストリッド・ヴァルナイ
ジークムント:ヴォルフガング・ヴィントガッセン
ジークリンデ:グレ・ブロウエンスティーン
フンディング :ヨーゼフ・グラインドル
ゲルヒルデ:パウラ・レンヒナー
ヘルムヴィーゲ:ヒルデ・シェッパン
ヴァルトラウテ:エリザベート・シュルテル
シュヴェルトライテ:マリア・フォン・イロシュヴァイ
オルトリンデ:ゲルダ・ラマーズ
ジークルーネ:ルイーズ・シャルロット・カンプ
グリムゲルデ:ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィッチ
ロスヴァイゼ:ジーン・マデイラ
「ジークフリート」
ジークフリート:ヴォルフガング・ヴィントガッセン
ブリュンヒルデ:アストリッド・ヴァルナイ
さすらい人:ハンス・ホッター
アルベリヒ:グスタフ・ナイトリンガー
ミーメ:パウル・キューン
エルダ:ジーン・マデイラ
ファーフナー:アルノルト・ファン・ミル
森の小鳥:イルゼ・ヘルヴィッヒ
「神々の黄昏」
ジークフリート:ヴォルフガング・ヴィントガッセン
ブリュンヒルデ:アストリッド・ヴァルナイ
アルベリヒ:グスタフ・ナイトリンガー
ハーゲン:ヨーゼフ・グラインドル
グンター:ヘルマン・ウーデ
ヴァルトラウテ:?
グートルーネ:グレ・ブロウエンスティーン
ヴォークリンデ:ローレ・ヴィスマン
ヴェルグンデ:パウラ・レンヒナー
フロスヒルデ:マリア・フォン・イロシュヴァイ
第1のノルン :ジーン・マデイラ
第2のノルン :マリア・フォン・イロシュヴァイ
第3のノルン :アストリッド・ヴァルナイ
クナッパーツブッシュは戦後再開された1951年から1964年まで、1953年を除く13回、バイロイト音楽祭に出演した。
「リング」に関しては、1951年のものが「神々の黄昏」しか残っていないのが残念だが、1956~58年の3回は録音が残っている。
ここで取り上げたのは1956年のもので、この時代の錚々たるワーグナー歌手たちの名演が聴ける、素晴らしい演奏である。
クナッパーツブッシュによるバイロイト音楽祭での演奏記録
1951年
ニーベルングの指環(「神々の黄昏」のみ録音あり)
ニュルンベルクのマイスタージンガー(録音なし)
パルジファル
1952年
ニュルンベルクのマイスタージンガー
パルジファル
1954年
パルジファル
1955年
さまよえるオランダ人
パルジファル(録音なし)
1956年
ニーベルングの指環
パルジファル
1957年
ニーベルングの指環
パルジファル
1958年
ニーベルングの指環
パルジファル
1959年
パルジファル
1960年
ニュルンベルクのマイスタージンガー
パルジファル
1961年
パルジファル
1962年
パルジファル
1963年
パルジファル
1964年
パルジファル
竜禅寺三仏堂(茨城県取手市)
茨城県取手市
取手市米ノ井の住宅地の中にある天台宗の寺院。
米井山無量寿院と号し、山号は「平将門が武運長久を祈願しに詣でたところ、堂前の井戸から米が噴出した」との伝承によるもので、米ノ井の地名はこれに由来すると思われる。
三仏堂
名称は釈迦如来、阿弥陀如来、弥勒如来の三尊を祀ることによる。
室町時代の建築と思われるが、江戸時代以降、度重なる修復が行われ、外観が変わっていたが、1985年に行われた解体修理で創建当初の姿に復元された。
3方に裳階が付くという非常に珍しい形式の仏堂で、国の重要文化財に指定されている。
テーマ : 建築
ジャンル : SALONIA ストレートヒートブラシ
ハマシギ@大洗
新海三社神社(長野県佐久市)
撮影 2021.12.19
長野県佐久市
新海三社神社は、大国主命の孫神に当たる興波岐命(おきはぎのみこと)を主神として東本社に、建御名方命を中本社に、事代主命を西本社に祀っている。
3つの社が並んでいるところから三社神社と言うのだろう。
興波岐命は別名新開神(にいさくのかみ)とも称されており、これが「佐久」の地名の由来になっているとも言われる。
社殿の全景
巨木が立ち並ぶ境内はとても静かな佇まいだ。
向かって右に建つ東本社は国の重要文化財に指定されている。
中本社と、奥に西本社
中本社と西本社
奥に東本社と三重塔が見える。
東本社と三重塔
三重塔
もともと別当寺であった神宮密寺の三重塔だった。
明治の廃仏毀釈で壊されるところだったが、神社側が「これは仏塔ではなく宝庫である」と主張したため破壊を免れた。
東本社と合わせ、国の重要文化財。
シロチドリ@大洗
2年ぶりの軽井沢大賀ホール
長野県軽井沢町
コロナ禍の影響で、コンサートなどのイベントに行かなくなって2年。
前回行ったのは2019年12月21日で、場所も同じ軽井沢大賀ホールで行われたBCJ(バッハ・コレギウム・ジャパン)の「メサイア」だった。
ここで聴く「メサイア」はこれで4回目ということになる。
この日は寒波が襲来し、日本海側では大雪になった。
軽井沢はそれほどの多雪地帯ではないが、標高が高いため非常に寒かった。
この日の最低気温はマイナス11.4度、最高気温でさえマイナス2.7度という寒さだった。
積雪はわずかだったが、さすがは寒冷地で、そのまま積雪になっていた。
ホームセンターの駐車場で
やっぱり雪国の人の除雪は手慣れたものだと思った。
別荘地の道路
記録を見ると、前日の21時から1時の間に3cmの降雪があった。
気温が低いのでそのまま3cmの積雪になっている。
旧軽井沢
道路はアイスバーンになり、歩くのも困難だった。
矢ヶ崎池と大賀ホール
新雪の浅間山は神々しいほど美しかった。
昨年はコロナ禍でコンサートは行われなかった。
今年はオミクロン株の影響で外国人の来日が出来なくなり、ソプラノとバスの2人が変更になった。
結果的に全て日本人による「メサイア」の演奏になった。
「全て日本人」にこだわるわけではないが、日本人のみでこれだけハイレベルの宗教音楽が聴けるというのは誇るべきことではある。
何といっても日本はキリスト教国ではないのだから。
2年前と変わった点は、指揮者の鈴木雅明が以前と同様チェンバロを兼ねていたことと、冒頭の朗読がなかったこと。
演奏自体には若干不満もあったが、あら探しのようなことはやめよう。
何より、また年末に軽井沢で「メサイア」が聴けたことの喜びが大きかった。
4人のソリストでは、アルトの湯川亜也子が特によかった。
・・・・・・
この日最低気温はマイナス11.4度を記録し、ホテルの前はガチガチに凍り付いた。
1/2 茨城県内各地
茨城県内各地(涸沼南岸、大洗港、那珂湊港、平磯海岸、文洞溜、中里溜池、古徳沼、大塚池、涸沼北岸、池花池)
9:00~15:30
ヒシクイ(亜種オオヒシクイ)
コハクチョウ
オオハクチョウ
オカヨシガモ
ヒドリガモ
マガモ
カルガモ
ハシビロガモ
オナガガモ
コガモ
ホシハジロ
キンクロハジロ
スズガモ
シノリガモ
ミコアイサ
ウミアイサ
カンムリカイツブリ
ハジロカイツブリ
キジバト
ウミウ
アオサギ
コサギ
オオバン
シロチドリ
ミユビシギ
ハマシギ
ユリカモメ
ウミネコ
セグロカモメ
オオセグロカモメ
トビ
ノスリ
カワセミ
コゲラ
モズ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
シジュウカラ
ヒヨドリ
ウグイス
エナガ
メジロ
ムクドリ
シロハラ
ツグミ
ルリビタキ
ジョウビタキ
イソヒヨドリ
スズメ
ハクセキレイ
セグロセキレイ
アオジ
オオジュリン
(ドバト)
(アヒル、アイガモ類)
以上53種+その他2種
1/1に
カワウ
ダイサギ
1/3に
タゲリ
ここまで56種+その他2種
去年と同様、新年は茨城県内各地を廻った。
風もなく、気温もそこそこ上がって快適だったが、去年と比べても鳥は少なかった。
涸沼は特に寂しい。
かつてはスズガモの大群が越冬したが、年々減っているように見える。
大洗港には、数羽のハマシギに混じってシロチドリが1羽いた。ここでは初めて見た。
那珂湊港は特になし。
平磯海岸では、定番のシノリガモ、ウミアイサなど。
特にカルガモとヒドリガモが多い。
去年はアメリカヒドリがいたが、この日は見られなかった。
那珂市の文洞溜には、オオハクチョウが3羽いた。
古徳沼近くの中里溜池には20数羽のオオハクチョウ。
古徳沼は大部分凍っていた。いつもは多いカメラマンの姿もなし。
ここでは珍しい(?)オオヒシクイが3羽いた。
大塚池はそこそこ賑やかだった。
いつも遠いミコアイサが近くで見られたのはよかった。
ユリカモメが全くいなかった。
再び涸沼に行くが、ほとんどいなかった。
この日初めてツグミを観察した。小鳥類も少ない。
最後に旧美野里町の池花池に行く。
ここもハクチョウが名物だが、オカヨシガモがかなり多かった。
古徳沼近くにある中里溜池
古徳沼は大部分が凍っていて、鳥は少なかった。
涸沼はほとんど鳥がいない。
10年ほど前と比べると雲泥の差だ。
水戸の大塚池は、ハクチョウその他はまずまずだが、小鳥類が少ない。
テーマ : 博物学・自然・生き物
ジャンル : 鳥かご 餌飛び散り カバー 専用ネット 鳥ペット防止エサ飛び散りガードケージM
松虫寺(千葉県印西市)
museum as it is(千葉県長南町)
設計:中村好文
竣工:1995年
撮影 2021.12.11 千葉県長南町
東京・目白で「古道具・坂田」を営む坂田和寶氏が、房総丘陵の山中に建てた小さな美術館である。
museum as it is という名前は、「ただ、あるがままに」物そのものと向き合ってほしいというクライアントの願いから付けられた。
ここでは洋の東西、時代の新旧を問わず、実際に使われていた道具をあるがままに展示する。
展示物の由来、そもそもこれは何であるかなど、一切拘泥せず、何の説明もない美術館である。
その物の美しさをただ感じることが出来る心さえあれば良い。見るべき目があれば、必ず感じるところがあるということだ。
建築家・中村好文氏の設計により、1995年に開館した。
翌年の1996年に訪れており、今回は25年ぶりの再訪になるが、展示物の構成以外は変わっていない。
「時間とともに美しくなって行く」というコンセプトを、四半世紀かけて実現して見せたということが言えるだろう。
外観
外壁はこの土地で採れる土が壁土として使えることを、左官の親方が発見したため、現場の土をそのまま用いたものと言う。
藁すさを混ぜた本格的な土壁で、25年を経ていい感じに古びている。
庭との間を隔てる垣根は「千両簾(せんりょうすがき)」と言う。
近隣の海岸で栽培されている正月用の千両のための囲いの材料(竹を細く割いて編んだ簾)を用いたもの。
いずれもクライアントの言う、「時間とともに美しくなって行く、確かな自然素材」に合致し、また設計者の意図である「美しく朽ちて行く素材」という条件に合ったものだと言える。
入口のロゴ
1階展示室
収蔵庫に使われている古い扉は、16世紀のスペインで使われていたもの。
さりげなく見えるが、重い扉を支えるために特殊なピボットヒンジが制作された。4人がかりで建て込んだと言う。
置かれている椅子、テーブルなど全て実際に使われていた古い道具だが、由来などは一切わからない。
ナプラ N.ポリッシュソープ
2階展示室
壁と天井に貼られているのはブータンの手漉き和紙だそうだ。(これは「新建築」誌の受け売り)
奥にある和室の展示室。
屋外テラス
床の枕木も25年前と変わっていないようだ。
錆びた鉄製の椅子とテーブルももちろん展示物のひとつ。「美しく朽ちて行く」という意味では、鉄は錆びた状態が一番美しい。
当然のことながら建築も展示物のひとつであり、ディテールのひとつひとつが鑑賞に値する。
階段のディテール
「トイレの中も展示物なので見てください」
フェルト マカロンのキーホルダー ハンドメイド
手摺のディテール
屋外テラスに出る扉のディテール
花活けもさりげなく
実は「古道具・坂田」は2021年に閉店した。
店主の病気療養のためと言う。
museum as it is も10月に閉館という予定だったが、存続が決まった。
(2021年12月25日から休館中)
そういう微妙な時期だったが、再訪できてよかった。
やっぱりいいものは存在するうちに見ておかなければいけないとつくづく思った。
遠からず三度目の訪問をしたいと考えている。
テーマ : 建築
ジャンル : ソニック ペンケース 両面筆箱 フラットブレイブ SK-5023-B